Monthly Archives: 9月 2017

知覚過敏の原因と仕組み

みなさんこんにちは。

今日は知覚過敏について記載したいと思います。

 

よく耳にする知覚過敏。

虫歯でもないのに、冷たいものを口にしたときに歯がしみる。

これは知覚過敏の代表的な症状で、4人に1人は経験したことがある、

とても身近な症状です。

 

≪主な原因≫

知覚過敏は、象牙質と呼ばれる歯の敏感な組織が露出することによって生じます。

*歯肉の退縮や酸蝕歯、間違ったブラッシング、偏った咬み合わせで

象牙質が露出する場合があります。

 

≪なぜしみるのか≫

露出した象牙質にある象牙細管というパイプを通じて

歯髄(歯の神経)に直接刺激がいくため瞬間的な痛みが生じるのです。

虫歯の治療について

久々に大型の台風がやってきましたね。

折角の3連休なのにおでかけするのが困難になってしまった方も

いらっしゃるのではないでしょうか。

 

前回虫歯の進行過程について説明しましたので、

今日は虫歯の治療方法について説明したいと思います。

 

治療は虫歯の進行度によって変わってきます!

 

比較的軽度の虫歯の場合・・・

①虫歯を切削→プラスチック(白いもの)を詰める

②虫歯を切削→印象採得→詰め物(保険内のものor保険外のもの)を詰める

③虫歯を切削→印象採得→被せ物(保険内のものor保険外のもの)を被せる

 

虫歯が歯髄まで達している場合・・・

①虫歯の切削→歯髄をとる→根管内の消毒→土台形成→

→印象採得→被せ物(保険内のものor保険外のもの)を被せる

 

ほぼ歯の根っこしかなく保存が不可能な場合(残根状態)・・・

①残根抜歯→義歯やブリッジの作製

 

流れはだいたい上記のようになります。

ですが、これはあくまで例であって絶対ではありません。

患者さんのお口の中の状態や患者さんの意向によって、治療は変わっていきます。

 

当院では患者さんと話し合い、納得いただいてから治療を進めております。

治療が不安な方、歯科に行こうか悩んでいる方は、ぜひ一度いらしてみてください。

 

 

 

虫歯の進行過程について

みなさんこんにちは。

あっという間に9月ですね。

夏休みも終わり、学生さんは学校が始まったころでしょうか。

 

今回は虫歯の進行過程について記載していきます。

虫歯、、、ほとんどの方がまだ痛くないから歯医者にはいかなくても大丈夫、

と思っている方が大半だと思います。しかし、痛みを感じなくなるまでほうっておくと、

神経をとらなければならなくなったり、歯を抜くことになってしまいます。

 

[1]虫歯未満・・・CO

 

歯に穴は開いてないが、表面が溶かされつやがなくなり白く濁って見えたり薄い茶色になります。

 

[2]軽度の虫歯・・・C1

痛みはないが、歯に穴や茶・黒ずみができている状態です。

歯の表面にあるエナメル質が虫歯に侵されています。

 

[3]中度の虫歯・・・C2

 

冷たいものがしみるようになります。エナメル質の下にある象牙質まで虫歯に侵されています。

 

[4]重度の虫歯・・・C3

 

歯がズキズキと悼むようになってきます。歯の神経近くまで虫歯が進行しています。

 

[5]最重度の虫歯・・・C4

 

歯がほとんどなくなって、根だけが残っている状態です。この状態をさらに放置すると根に膿を持ち強烈な痛みを感じるようになります。

 

虫歯で溶けてしまった歯は元にもどりません。

しっかりと歯磨きをして虫歯を予防しましょう!